魔術師のおい(ナルニア国ものがたり6)
ナルニア国ものがたりにおけるサテュロスの類の紹介シリーズ
今回は第6巻の『魔術師のおい』(C.S.ルイス著、瀬田貞二訳、岩波書店、2012)でございます。原著は1955年出版、原題は"The Magician's Nephew"。
今回はエピソード1。ナルニアの創世記です。
魔術師アンドルーの作った指輪の力で、アンドルーの甥っ子ディゴリーとそのご近所さんのポリーは不思議な世界にひとっ飛び。いろいろあって滅んだ世界チャーンの女王ジェイディス(ライオンと魔女における白い魔女)を解き放つという罪を犯すなどしますが、アスランが現れてナルニアが建国されるのを目の当たりにします。
ナルニアができる前の話がメインということもあり、フォーンおよびサタイアの出番はかなり控えめです。残念。
それでもちょろっと出てきた人たちをご紹介いたします。
・ナルニアに植物が生まれ、動物たちが生まれた後、木々の中から森の神々や精霊が現れる。その中にフォーンやサタイアもいる。挿絵では精霊らしい女の子と小人とともに、ふたりの半獣が歩いている。片方はヒゲがあってもう片方は無い。
神々や精霊は動植物の後なんですね。
・リンゴを取って戻ってきたディゴリーのために道を開ける動物たちのなかにサタイア
フォーンが並んでないの珍しい。
・王と女王の戴冠式の挿絵、ディゴリーとポリーのうしろに立ってるフォーンがふたりくらい、あと車座になってるひとびとの中にもふたりくらい正座のフォーンがいる
そんだけでした。そんだけかよォ!
まあさしたる使命も与えられずになんかしれっとその辺にいるサテュロスたちは、かわいいものです。